タイの古都に息づく栄光の歴史:アユタヤと周辺の歴史地区

アユタヤ
タイ王国
登録区分文化遺産
世界遺産登録年1991年
登録基準(ⅲ)
その他の区分
公式テキストページ中巻42p
英文タイトルHistoric City of Ayutthaya

※テキストは世界遺産1500(2024年発行の最新版)になります。参照はこちら

タイを訪れるなら、バンコクの喧騒を離れ、古の都の栄華に触れてみませんか? 今回ご紹介するのは、ユネスコ世界遺産にも登録されている「アユタヤと周辺の歴史地区」です。かつてアユタヤ王朝の都として栄え、東南アジア随一の大都市であったその姿は、廃墟となった今もなお、訪れる人々を圧倒します。

目次

アユタヤ王朝とは?

14世紀中頃に建国されたアユタヤ王朝は、およそ400年もの間、タイの中心として繁栄を極めました。水路が張り巡らされた「水の都」として知られ、ヨーロッパやアジア各地との交易拠点として、国際的な文化が花開いた場所でもあります。最盛期には人口100万人を超え、その規模は当時のパリやロンドンに匹敵するとも言われています。

しかし、18世紀後半、ビルマ(現ミャンマー)軍の侵攻により、アユタヤの都は壊滅的な被害を受け、その輝かしい歴史は幕を閉じました。

見どころハイライト:アユタヤ歴史公園

アユタヤ歴史公園は、アユタヤ王朝時代の数々の寺院や宮殿の跡が広がる広大なエリアです。その中でも特に訪れてほしい見どころをいくつかご紹介します。

ワット・マハータート(Wat Mahathat)

アユタヤを象徴する光景の一つ、木の根に包まれた仏頭があることで有名です。静かに瞑想する仏頭の姿は、長い歴史の中で自然と一体化した神秘的な美しさを放っています。

ワット・プラシーサンペット(Wat Phra Si Sanphet)

かつて王室の守護寺院であり、最も重要な寺院とされていました。3つの巨大な仏塔(チェディ)が特徴的で、かつての壮麗さを偲ばせます。王宮の敷地内にあり、その隣には巨大な涅槃仏で知られるワット・ローカヤスターラもあります。

ワット・ラーチャブーラナ(Wat Ratchaburana)

保存状態の良い高い仏塔(プラーン)が特徴的な寺院です。かつて内部からは黄金の仏像や装飾品が発見されており、アユタヤ王朝の豊かな財力を物語っています。

ワット・チャイワッタナーラーム(Wat Chaiwatthanaram)

クメール様式で建てられた美しい寺院で、夕暮れ時には特にそのシルエットが水面に映え、幻想的な雰囲気を醸し出します。王が母のために建てたと言われており、その荘厳な美しさに圧倒されます。

周辺の歴史地区:アユタヤだけじゃない魅力

アユタヤと周辺の歴史地区には、アユタヤ歴史公園以外にも見どころがあります。

ワット・プーカオトーン(Wat Phu Khao Thong)

アユタヤの北部に位置する、白い巨大な仏塔が印象的な寺院です。階段を上るとアユタヤの広大な平野を一望でき、特に夕日の時間帯は絶景です。

アユタヤ観光のヒント

移動手段: バンコクからは、鉄道、ロットゥー(乗り合いバン)、バス、タクシー、または日帰りツアーなどでアクセスできます。アユタヤ市内では、トゥクトゥク、自転車、ソンテウ、またはボートチャーターが便利です。

服装: 寺院を訪れる際は、肩や膝が隠れる服装を心がけましょう。

ベストシーズン: 乾季である11月から2月頃が、比較的過ごしやすくおすすめです。

水上マーケット: 時間があれば、水上マーケットで地元のグルメや雰囲気を楽しむのも良いでしょう。

アユタヤと周辺の歴史地区は、単なる遺跡群ではありません。そこには、かつての栄華と悲劇、そして人々の信仰が息づいています。悠久の時に思いを馳せながら、タイの歴史と文化の奥深さを感じてみてください。

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この記事を書いた人

世界遺産ハントの管理人。

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