| 国 | カンボジア王国 |
|---|---|
| 登録区分 | 文化遺産 |
| 世界遺産登録年 | 1992年 |
| 登録基準 | (ⅰ)(ⅱ)(ⅲ)(ⅳ) |
| その他の区分 | |
| 公式テキストページ | 中巻38p |
| 英文タイトル | Angkor |
※テキストは世界遺産1500(2024年発行の最新版)になります。参照はこちら
皆さん、こんにちは!「世界遺産を巡る旅」へようこそ。今回ご紹介するのは、カンボジアのジャングルの中に広がる、まさに地球の宝物、アンコール遺跡群(Angkor)です。数々の映画やゲームの舞台にもなり、その神秘的な姿は世界中の人々を魅了してやみません。今回は、その壮大な歴史と見どころをたっぷりご紹介します!
密林に消えた「クメールの栄光」
アンコール遺跡群は、9世紀から15世紀にかけて東南アジアに強大な勢力を誇ったクメール王朝の都の跡です。最盛期には、現在のタイやベトナムの一部にまで支配が及び、その文明は高度な発展を遂げました。特に、巨大な石造りの寺院群は、当時のクメール人の信仰心、建築技術、そして芸術性の高さを物語っています。
しかし、15世紀頃には急速に衰退し、都は放棄され、やがて密林の中に埋もれていきました。西洋にその存在が知られるようになったのは19世紀後半で、長年の発掘と修復作業を経て、ようやくその全貌が明らかになってきたのです。
アンコール遺跡群のハイライト:絶対に見逃せない名所
アンコール遺跡群は非常に広大で、すべてを見て回るには数日を要します。ここでは、特に有名な見どころをご紹介しましょう。
アンコール・ワット(Angkor Wat)

アンコール遺跡群の象徴であり、カンボジアの国旗にも描かれているアンコール・ワットは、その荘厳さと美しさで訪れる人々を圧倒します。12世紀前半にスーリヤヴァルマン2世によって、ヒンドゥー教のヴィシュヌ神を祀る寺院として建てられました。
世界最大の石造建築: 広い堀に囲まれ、中央には5つの尖塔がそびえ立つ、息をのむような建造物です。特に、壁面に施された精巧なレリーフ(彫刻)は圧巻で、ヒンドゥー神話の物語や当時の人々の暮らしが生き生きと描かれています。
日の出の絶景: 寺院の背後から昇る朝日がアンコール・ワットを照らし出す光景は、まさに幻想的。多くの観光客が夜明け前から集まる、必見の光景です。
アンコール・トム(Angkor Thom)

「偉大な都」を意味するアンコール・トムは、アンコール・ワットの北に位置する、巨大な城壁に囲まれた都城です。12世紀末にジャヤヴァルマン7世によって築かれ、仏教を基盤とした都市として栄えました。
バイヨン寺院(Bayon): アンコール・トムの中心に位置し、50を超える塔に約200体もの巨大な尊顔が彫刻されていることで有名です。見る角度によって表情が変わる不思議な魅力があり、その神秘的な微笑みは「クメールの微笑み」として世界中に知られています。
象のテラス(Terrace of the Elephants): 歴代の王が儀式を行った場所とされる巨大なテラスで、象の彫刻が連なっています。
ライ王のテラス(Terrace of the Leper King): 神秘的な彫刻が施されたテラスで、その名称の由来には諸説あります。
タ・プローム(Ta Prohm)

映画「トゥームレイダー」の舞台としても有名なタ・プロームは、巨大なガジュマルの根が寺院の石造りの壁を侵食している姿が特徴的な寺院です。ジャングルの中に半ば飲み込まれたような姿は、自然の力と時間の流れを感じさせ、他に類を見ない神秘的な雰囲気を醸し出しています。
自然との融合: 人の手によって造られた建造物が、悠久の時を経て自然に還っていく様子は、訪れる者に強い印象を与えます。
クメール建築の傑作と世界遺産登録
アンコール遺跡群は、その壮大な規模、精巧なレリーフ、そして独自の建築様式が高く評価され、1992年にユネスコ世界遺産に登録されました。仏教とヒンドゥー教が融合した独特の文化は、当時のクメール文明がアジア地域に与えた影響の大きさを物語っています。
アンコールを訪れるあなたへ
アンコール遺跡群を巡るには、シェムリアップ市が拠点となります。遺跡内は広いので、トゥクトゥクや自転車、車などを利用して効率よく回るのがおすすめです。日差しが強いので、帽子やサングラス、水分補給は忘れずに!
いかがでしたでしょうか?密林に眠る古代クメールの王国、アンコール遺跡群は、歴史、文化、芸術、そして自然が一体となった、まさに地球の奇跡と呼ぶにふさわしい場所です。ぜひ一度、この壮大な世界遺産を訪れ、クメール文明の息吹を感じてみてください!
動画で覚える
現在YouTubeやTikTokで世界遺産紹介をしています!
名称や概要がまだぼんやりしている方はショート動画、さらに詳しく理解を深めたい方は横動画を活用していただけると幸いです。
まだまだ本数が少ないですが、頑張って随時更新しております!
ショート動画なので全ての情報を紹介しているわけではありませんが、テキストの重要箇所を意識して作成しております。
コンセプトは覚えやすいように、ということを意識してます。
使い方はまずテキストをある程度読み込んだら、復習で動画を見ることで、よりイメージが出来たり知識として定着させることを狙っています。

コメント