【世界遺産探訪】砂漠に花開いた奇跡の都市!隊商都市ペトラの魅力を徹底解説

ペトラ
ヨルダン・ハシェミット王国
登録区分文化遺産
世界遺産登録年1985年
登録基準(ⅰ)(ⅲ)(ⅳ)
その他の区分
公式テキストページ中巻34p
英文タイトルPetra

※テキストは世界遺産1500(2024年発行の最新版)になります。参照はこちら

目次

砂漠の秘境に築かれた古代都市

ヨルダンの南部に位置するペトラは、紀元前6世紀頃から栄えた古代都市です。周囲を切り立った岩山に囲まれ、外部からはその存在を知られにくい、まさに「隠された都市」でした。

ペトラを築いたのは、ナバテア人と呼ばれる古代アラブ系の民族です。彼らは卓越した建築技術と水利技術を駆使し、乾燥した砂漠地帯に大規模な都市を築き上げました。

商業で栄えた「隊商都市」

ペトラが繁栄を極めた最大の理由は、その立地です。アラビア半島、エジプト、シリアを結ぶ重要な交易路の中継点に位置していたため、香辛料、没薬、乳香といった貴重な物資を運ぶ隊商(キャラバン)が頻繁に立ち寄りました。ナバテア人は、隊商に水や食料を提供することで利益を得て、都市を発展させていったのです。

岩を削り出して造られた壮麗な建築群

ペトラの最大の魅力は、その独特な建築様式にあります。都市の建造物の多くは、周囲の柔らかい砂岩を削り出して造られました。まるで岩山そのものが芸術作品になったかのような、壮麗な建造物群が訪れる人々を圧倒します。

ハイライト!ペトラの見どころ

シーク(Siq)

ペトラへの唯一の入口となる、約1.2km続く狭い渓谷です。両側には高さ80mにもなる岩壁がそびえ立ち、その間を抜ける道のりは、まさに冒険の始まりを感じさせます。

エル・ハズネ(Al-Khazneh)

シークを抜けた瞬間に目の前に現れる、ペトラの象徴ともいえる建造物です。「宝物殿」とも呼ばれ、その精巧な彫刻と圧倒的な存在感は、訪れる人々を言葉を失わせます。映画「インディ・ジョーンズ/最後の聖戦」のロケ地としても有名ですね。

修道院(Ad Deir)

エル・ハズネからさらに奥に進んだ高台にある、ペトラ最大の建造物です。エル・ハズネと似たデザインですが、そのスケールはさらに大きく、荘厳な雰囲気に包まれています。たどり着くにはかなりの階段を登る必要がありますが、その苦労を忘れさせるほどの絶景が待っています。

王家の墓(Royal Tombs)

岩壁に掘られた複数の墓で、その壮麗さから王族の墓と考えられています。夕暮れ時には、砂岩が夕日に照らされて幻想的な色に輝く様子を見ることができます。

失われた都市から世界遺産へ

ペトラは、紀元後1世紀頃にはローマ帝国の支配下に入り、徐々にその重要性を失っていきました。そして、地震や新たな交易路の開拓によって、その繁栄は終わりを告げ、砂漠の中に忘れ去られた存在となっていきます。

しかし、1812年にスイス人探検家ヨハン・ルートヴィヒ・ブルクハルトによって「再発見」され、再びその姿を世界に現しました。そして1985年にはユネスコ世界遺産に登録され、現在では世界中から多くの観光客が訪れる人気のスポットとなっています。

ペトラを訪れるあなたへ

ペトラは広大な遺跡なので、隅々まで見て回るには1日では足りないかもしれません。歩きやすい靴と水分は必須です。夏場は非常に暑くなるので、日差し対策も忘れずに!

いかがでしたでしょうか?砂漠の中に突如として現れる奇跡の都市、ペトラ。その歴史、文化、そして壮大な自然とが織りなす景観は、きっとあなたの心に深く刻まれることでしょう。ぜひ一度、この神秘的な世界遺産を訪れてみてください!

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名称や概要がまだぼんやりしている方はショート動画、さらに詳しく理解を深めたい方は横動画を活用していただけると幸いです。

まだまだ本数が少ないですが、頑張って随時更新しております!

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使い方はまずテキストをある程度読み込んだら、復習で動画を見ることで、よりイメージが出来たり知識として定着させることを狙っています。

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この記事を書いた人

世界遺産ハントの管理人。

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