自由の女神像

自由の女神像
アメリカ合衆国
登録区分文化遺産
世界遺産登録年1984年
登録基準(ⅰ)(ⅵ)
その他の区分
公式テキストページ中巻419p
英文タイトルStatue of Liberty

※テキストは世界遺産1500(2024年発行の最新版)になります。参照はこちら

自由の女神像とは

19 世紀最高の技術がつくり上げた「世界を照らす自由」

自由の女神像(Statue of Liberty)は、アメリカ合衆国ニューヨーク港のリバティ島に立つ象徴的な彫像であり、1984年にユネスコの世界遺産に登録されました。この像は、自由と民主主義の象徴として世界的に知られ、移民の希望の光としても重要な役割を果たしてきました。

歴史的背景

自由の女神像は、アメリカ独立100周年を記念してフランスから贈られた彫像であり、フランスの法学者エドゥアール・ド・ラブライエが提案し、彫刻家フレデリック・オーギュスト・バルトルディによって設計されました。構造設計には、エッフェル塔の設計者であるギュスターヴ・エッフェルが関与しました。

像は1886年10月28日に除幕され、アメリカ合衆国の自由と民主主義の理念を象徴する存在となりました。特に19世紀から20世紀初頭にかけて、ニューヨーク港を通じてアメリカに到着する移民たちにとって、自由の女神像は新たな人生の始まりを示す希望の象徴でした。

彫像の特徴

自由の女神像は、高さ93メートル(台座を含む)の巨大な銅像であり、緑青によって独特の青緑色をしています。

  • 右手に掲げるたいまつ
    純金で覆われたたいまつは、自由の光を象徴しています。
  • 左手に持つ銘板
    「1776年7月4日」とローマ数字で刻まれた銘板は、アメリカ独立宣言の日を示しています。
  • 冠の七つの突起
    七つの大陸と七つの海に自由が広がることを象徴しています。
  • 足元の鎖
    引きちぎられた鎖と足かせは、抑圧からの解放を表しています。

文化的価値と遺産保護

自由の女神像は、自由と民主主義の理念を象徴する世界的な遺産です。移民の歴史とアメリカのアイデンティティの形成に深く関わっており、現在も多くの人々に影響を与え続けています。

ユネスコの世界遺産登録後、アメリカ政府や国際機関による保護活動が進められています。像の修復や維持管理が行われ、観光資源としても活用されています。

現代における意義

自由の女神像は、自由と平等の理念を学ぶ場として重要な役割を果たしています。世界中の人々にとって、自由の象徴としての価値を持ち続けており、民主主義の精神を再認識する機会を提供しています。

この遺産を訪れることで、アメリカの歴史と自由の理念を学びながら、壮大な彫像とニューヨーク港の景観を楽しむことができます。未来の世代へ向けて、その価値を伝え続けるべき文化遺産として、今後も保護と活用が進められていくでしょう。

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この記事を書いた人

世界遺産ハントの管理人。

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