モデナ:大聖堂と市民の塔(トッレ・チヴィカ)、グランデ広場

モデナ:大聖堂と市民の塔(トッレ・チヴィカ)、グランデ広場
パリカプ, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
イタリア共和国
登録区分文化遺産
世界遺産登録年1997年
登録基準(ⅰ)(ⅱ)(ⅲ)(ⅳ)
その他の区分
公式テキストページ下巻134p
英文タイトルCathedral, Torre Civica and Piazza Grande, Modena

※テキストは世界遺産1500(2024年発行の最新版)になります。参照はこちら

モデナ:大聖堂と市民の塔(トッレ・チヴィカ)、グランデ広場とは

中世の自由都市を象徴する建造物

モデナ:大聖堂と市民の塔(トッレ・チヴィカ)、グランデ広場は、イタリア北部エミリア=ロマーニャ州の都市モデナに位置する歴史的建造物群であり、1997年にユネスコの世界遺産に登録されました。この遺産は、ロマネスク建築の傑作として評価され、都市の宗教的・市民的中心地としての役割を果たしてきた貴重な文化遺産です。

地理と歴史的背景

モデナは、古代ローマ時代から続く都市であり、中世には神聖ローマ帝国の影響を受けながら発展しました

  • 大聖堂の建設
    1099年に建設が始まり、建築家ランフランコと彫刻家ウィリジェルモによって設計されました。ロマネスク様式の特徴を持ち、外壁には聖書の物語を描いた彫刻が施されています。
  • 市民の塔(トッレ・チヴィカ)
    12世紀に建設された鐘楼で、モデナの象徴的な建造物の一つです。高さ約86メートルの塔は、都市の防衛と宗教的な象徴としての役割を果たしました。
  • グランデ広場
    12世紀に整備された広場で、市庁舎や司教館に囲まれ、都市の政治・宗教の中心地として機能しました。

主要な建築物と特徴

モデナ:大聖堂と市民の塔(トッレ・チヴィカ)、グランデ広場には、ロマネスク建築の特徴を示す歴史的建造物が多数存在します

  • 大聖堂のファサード
    聖書の場面を描いた彫刻が施され、ウィリジェルモの作品として知られています。
  • 鐘楼の構造
    もともと5層構造で建設され、1319年に八角形の上部が追加されました。
  • 広場の都市計画
    中世の都市景観を保持し、宗教と市民生活が融合した空間となっています。

文化的価値と遺産保護

モデナ:大聖堂と市民の塔(トッレ・チヴィカ)、グランデ広場は、ロマネスク建築の発展と都市の歴史を学ぶ貴重な遺産として、世界的に重要な文化遺産です。

ユネスコの世界遺産登録後、イタリア政府や国際機関による保護活動が進められています。特に、歴史的建造物の修復や都市景観の維持管理が強化され、歴史的価値を維持するための取り組みが行われています。

現代における意義

モデナ:大聖堂と市民の塔(トッレ・チヴィカ)、グランデ広場は、都市計画と文化の融合を学ぶ場として、世界的に注目されています。特に、ロマネスク建築の影響や都市の発展を理解する上で重要な拠点となっています。

この遺産を訪れることで、イタリアの歴史と文化の融合を学びながら、壮大な景観と都市の価値を体験することができます。未来の世代へ向けて、その価値を伝え続けるべき文化遺産として、今後も保護と活用が進められていくでしょう。

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この記事を書いた人

世界遺産ハントの管理人。

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