マットITA94, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
| 国 | スイス連邦 |
|---|---|
| 登録区分 | 文化遺産 |
| 世界遺産登録年 | 1983年 |
| 登録基準 | (ⅲ) |
| その他の区分 | |
| 公式テキストページ | 下巻142p |
| 英文タイトル | Old City of Berne |
※テキストは世界遺産1500(2024年発行の最新版)になります。参照はこちら
ベルンの旧市街とは
森のなかにできた石造の街
ベルン旧市街は、スイスの首都ベルンに位置する歴史的な都市であり、1983年にユネスコの世界遺産に登録されました。この都市は、12世紀にアーレ川沿いの丘陵地帯に築かれ、中世の都市計画を今に伝える貴重な文化遺産として評価されています。
地理と歴史的背景
ベルン旧市街は、アーレ川の湾曲部に囲まれた地形を活かし、防御機能を備えた都市として発展しました。
- 都市の起源
1191年にベルトルト・フォン・ツェーリンゲンによって建設され、戦略的な立地を活かして発展しました。 - 中世の都市計画
15世紀にはアーケードが整備され、16世紀には噴水が設置されるなど、都市景観が形成されました。 - 18世紀の改修
1405年の大火災後、都市は再建され、18世紀には多くの建物が修復されましたが、中世の特徴を維持しています。
主要な建築物と特徴
ベルン旧市街には、中世の都市計画と建築の特徴を示す歴史的建造物が多数存在します。
- ベルン大聖堂
15世紀に建設されたゴシック様式の大聖堂で、スイスで最も高い塔を持つ建造物です。 - 時計塔(ツィットグロッゲ)
13世紀に建設された塔で、1530年にぜんまい式時計が設置されました。 - ルネサンス様式の噴水
16世紀に設置された噴水群は、都市の美観を高める重要な要素となっています。
文化的価値と遺産保護
ベルン旧市街は、中世ヨーロッパの都市計画と建築の発展を学ぶ貴重な遺産として、世界的に重要な文化遺産です。
ユネスコの世界遺産登録後、スイス政府や国際機関による保護活動が進められています。特に、歴史的建造物の修復や都市景観の維持管理が強化され、歴史的価値を維持するための取り組みが行われています。
現代における意義
ベルン旧市街は、都市計画と文化の融合を学ぶ場として、世界的に注目されています。特に、中世の都市構造と近代の都市景観の共存を理解する上で重要な拠点となっています。
この遺産を訪れることで、スイスの歴史と文化の融合を学びながら、壮大な景観と都市の価値を体験することができます。未来の世代へ向けて、その価値を伝え続けるべき文化遺産として、今後も保護と活用が進められていくでしょう。

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