カカドゥ国立公園

カカドゥ国立公園
オヴィコ, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
オーストラリア連邦
登録区分複合遺産
世界遺産登録年1981年/2011年範囲変更、1987年、1992年範囲拡大
登録基準(ⅰ)(ⅵ)(ⅶ)(ⅸ)(ⅹ)
その他の区分
公式テキストページ下巻464p
英文タイトルKakadu National Park

※テキストは世界遺産1500(2024年発行の最新版)になります。参照はこちら

カカドゥ国立公園とは

先史時代の岩絵が残る豊かな自然公園

カカドゥ国立公園は、オーストラリア北部のノーザンテリトリーに位置する広大な自然保護区であり、1981年にユネスコの世界遺産に登録されました。その後、1987年、1992年、2011年に拡張され、自然遺産と文化遺産の両方の価値を持つ複合遺産として高く評価されています。

地理と歴史的背景

カカドゥ国立公園は、約20,000平方キロメートルの広大な面積を誇り、湿地、森林、岩山など多様な生態系が広がっています

  • 先住民文化の継承
    この地域には、約40,000年以上にわたり先住民アボリジニが居住しており、岩絵や考古学的遺跡がその歴史を物語っています
  • 生態系の多様性
    公園内には、熱帯雨林、湿地、サバンナなどが広がり、固有種を含む多くの動植物が生息しています
  • 岩絵と考古学的遺跡
    先住民の文化を伝える岩絵が多数残されており、狩猟や神話を描いたものが確認されています

主要な景観と特徴

カカドゥ国立公園には、壮麗な自然景観と深い文化的価値が共存しています

  • ジム・ジム滝とツイン滝
    乾季に訪れると壮大な滝の景観を楽しむことができ、湿季には水量が増して迫力のある姿を見せます
  • ノーランジー(バルルンクイ)岩絵群
    先住民の創造神話を描いた岩絵が残されており、世界最古級の歴史的記録とされています
  • 湿地と野生動物
    公園内の湿地にはワニや多様な鳥類が生息し、特に南アリゲーター川周辺は野生動物観察に最適です

文化的価値と遺産保護

カカドゥ国立公園は、オーストラリアの自然環境と先住民文化の融合を示す重要な遺産として、世界的に認識されています。

ユネスコの世界遺産登録後、オーストラリア政府や地域社会による保護活動が進められています。特に、観光による環境負荷を軽減するための管理計画が策定され、持続可能な遺産保護が行われています

現代における意義

カカドゥ国立公園は、地球の生態系の変化と先住民文化の重要性を学ぶ場として、世界的に注目されています。特に、気候変動の影響や、持続可能な環境保護の重要性を理解する上で重要な拠点となっています。

この遺産を訪れることで、オーストラリアの壮大な自然景観と先住民文化の価値を体験しながら、地球環境の未来について考える機会を得ることができます。未来の世代へ向けて、その価値を伝え続けるべき遺産として、今後も保護と活用が進められていくでしょう。

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この記事を書いた人

世界遺産ハントの管理人。

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