メコン川に寄り添う仏教の古都:ラオス「古都ルアン・パバン」

ルアン・パバン
ラオス人民民主共和国
登録区分文化遺産
世界遺産登録年1995年/2013年範囲変更
登録基準(ⅱ)(ⅳ)(ⅴ)
その他の区分
公式テキストページ中巻79p
英文タイトルTown of Luang Prabang

※テキストは世界遺産1500(2024年発行の最新版)になります。参照はこちら

ラオス北部の山々に囲まれ、メコン川とナムカン川が交わる場所に、静かで美しい古都があります。それが、ユネスコ世界遺産にも登録されている「古都ルアン・パバン」です。ここは、かつてラーンサーン王国の首都として、仏教信仰の中心地として栄えました。フランス植民地時代には、その独特な建築様式が持ち込まれ、ラオスの伝統建築とヨーロッパの植民地様式が融合した、他に類を見ないユニークな街並みが形成されました。

目次

信仰と自然が調和する場所

ルアン・パバンは、その静謐で穏やかな雰囲気から「奇跡の街」とも称されます。街の歴史は、14世紀にラーンサーン王国の初代王、ファー・グムによって首都と定められたことに始まります。彼は、クメールから仏教を導入し、ルアン・パバンは仏教信仰の中心地として発展しました。

フランス植民地時代には、メコン川の交易拠点として栄え、美しいフランス様式の建築物が次々と建てられました。しかし、街全体が山に囲まれ、自然の景観が保たれたことで、歴史的な建物と豊かな自然が調和した、現在の姿が形成されました。

見どころハイライト:静かな街を歩く

ルアン・パバンは、歩いてゆっくりと巡るのが一番です。穏やかなメコン川の流れとともに、この街の歴史と信仰を肌で感じてみましょう。

王宮博物館(Royal Palace Museum)

ルアン・パバンの中心にある、ラオス王室の旧王宮です。美しいラオス建築とフランス様式が融合した建物で、現在は博物館として、王室の遺品や美術品が展示されています。

ワット・シェントーン(Wat Xieng Thong)

the wat xieng thong in the town of Luang Prabang in the north of Laos in Southeastasia.

「黄金の都の寺」を意味する、ルアン・パバンで最も美しく、重要な寺院です。その優雅な屋根の曲線と、壁に施された金の装飾は、ラオス仏教美術の最高傑作とされています。

プーシーの丘(Mount Phousi)

ルアン・パバンの中心にそびえる、高さ約100メートルの丘です。300段以上の階段を登ると、頂上からはルアン・パバンの街並みと、メコン川、そしてナムカン川の雄大な景色を一望できます。特に夕暮れ時は、美しいサンセットを見るために多くの人が集まります。

托鉢(たくはつ)

ルアン・パバンを象徴する光景の一つが、早朝に行われる托鉢です。オレンジ色の袈裟をまとった僧侶たちが、静かに通りを歩き、信者たちから供物を受け取ります。この神聖な儀式は、仏教信仰がこの街の暮らしに深く根付いていることを物語っています。

ナイトマーケット

夜になると、王宮博物館前の通りにナイトマーケットが立ちます。色とりどりのシルク製品、木工品、そして伝統工芸品が所狭しと並び、観光客で賑わいます。

ルアン・パバン観光のヒント

アクセス: ルアン・パバン国際空港があり、タイやベトナムから直行便が運航しています。

ベストシーズン: 乾季の10月から2月が、気候が穏やかで観光に最適です。

服装: 寺院を訪れる際は、肩や膝が隠れる服装を心がけましょう。また、托鉢を見学する際は、静粛を守り、僧侶の妨げにならないように配慮することが重要です。

古都ルアン・パバンは、その静かで穏やかな雰囲気の中に、豊かな歴史と信仰が息づく、特別な場所です。メコン川のほとりを散策しながら、ゆったりとした時間の流れを感じてみませんか?

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この記事を書いた人

世界遺産ハントの管理人。

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