バースの市街

バースの市街
英国(グレートブリテン及び北アイルランド連合王国)
登録区分文化遺産
世界遺産登録年1987年
登録基準(ⅰ)(ⅱ)(ⅳ)
その他の区分
公式テキストページ下巻44p
英文タイトルCity of Bath

※テキストは世界遺産1500(2024年発行の最新版)になります。参照はこちら

バースの市街とは

古代ローマ時代から栄えた温泉保養地

バース市街(City of Bath)は、イギリス南西部に位置する歴史的な都市であり、1987年にユネスコの世界遺産に登録されました。さらに、2021年には「ヨーロッパの偉大な温泉都市群」の一部として再び世界遺産に認定されました。この遺産は、ローマ時代の温泉文化、ジョージ王朝時代の都市計画、そして美しい自然環境が調和した都市景観として評価されています。

地理と歴史的背景

バースは、天然の温泉を利用したローマ時代の温泉都市「アクエ・スリス」として1世紀に建設されました。

  • ローマ時代
    紀元1世紀にローマ人が温泉を利用した浴場と神殿を建設し、都市が発展しました。
  • 中世の発展
    中世には羊毛産業の中心地として栄え、経済的に重要な都市となりました。
  • ジョージ王朝時代
    18世紀には温泉保養地として再開発され、ネオクラシック様式の建築が整備されました。

主要な建築物

バース市街には、ローマ時代からジョージ王朝時代までの建築の傑作が点在しています。

  • ローマ浴場
    紀元1世紀に建設された温泉施設で、現在もその遺構が残っています。
  • バース寺院
    7世紀に創建され、ゴシック様式の壮麗な建築が特徴です。
  • ロイヤル・クレセント
    18世紀に建設された半円形の建築群で、ジョージ王朝時代の都市計画の象徴です。
  • プルトニー橋
    18世紀に建設された橋で、商店が並ぶ独特の構造を持っています。

文化的価値と遺産保護

バース市街は、ローマ時代の温泉文化と18世紀の都市計画が融合した貴重な遺産として、世界的に重要な文化遺産です。

ユネスコの世界遺産登録後、イギリス政府や国際機関による保護活動が進められています。特に、歴史的建造物の修復や温泉の維持管理が継続的に行われています。

現代における意義

バース市街は、古代ローマの温泉文化とジョージ王朝時代の都市計画を学ぶ場として、世界的に注目されています。特に、温泉を中心とした都市の発展や建築様式の変遷を理解する上で重要な拠点となっています。

この遺産を訪れることで、イギリスの歴史と文化の融合を学びながら、壮大な景観と建築の美しさを体験することができます。未来の世代へ向けて、その価値を伝え続けるべき文化遺産として、今後も保護と活用が進められていくでしょう。

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この記事を書いた人

世界遺産ハントの管理人。

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