コインブラ大学:アルタとソフィア

コインブラ大学:アルタとソフィア
ポルトガル共和国
登録区分文化遺産
世界遺産登録年2013年
登録基準(ⅱ)(ⅳ)(ⅵ)
その他の区分
公式テキストページ下巻356p
英文タイトルUniversity of Coimbra – Alta and Sofia

※テキストは世界遺産1500(2024年発行の最新版)になります。参照はこちら

コインブラ大学:アルタとソフィアとは

ポルトガル語圏の高等教育に多大な影響を与えた大学

コインブラ大学-アルタとソフィアは、ポルトガル中部の都市コインブラに位置する歴史的な大学とその周辺地区であり、2013年にユネスコの世界遺産に登録されました。この遺産は、1290年に創設されたポルトガル最古の大学と、それを取り巻く都市構造が長い歴史の中で形成された独特の学術都市の典型例として高く評価されています。

地理と歴史的背景

コインブラ大学は、ポルトガル王ディニス1世によって1290年に設立され、1537年に現在のコインブラに移転しました。以来、ポルトガル語圏の学術機関に大きな影響を与え、ポルトガル植民地時代の教育制度の発展にも寄与しました

  • アルタ地区(Alta)
    大学の中心部であり、王宮アルカソヴァをはじめとする歴史的建造物が集まるエリアです。
  • ソフィア地区(Sofia)
    16世紀に建設された修道院や学寮が並び、大学の発展とともに形成された学術的な空間です。
  • 大学都市の形成
    1940年代には、大学の拡張に伴い「大学都市」が整備され、近代的な建築も加わりました

主要な建築物と特徴

コインブラ大学-アルタとソフィアには、ポルトガルの学術と文化の発展を象徴する建築物が数多く残されています

  • ジョアニナ図書館
    18世紀に建設されたバロック様式の図書館で、豪華な装飾と貴重な書籍が収蔵されています
  • サンタ・クルス大聖堂
    12世紀に建設されたロマネスク様式の大聖堂で、大学の歴史と密接に関わる宗教施設です。
  • 王宮アルカソヴァ
    16世紀に大学の本部として使用されるようになり、ポルトガル王室の歴史とも深く結びついています

文化的価値と遺産保護

コインブラ大学-アルタとソフィアは、ポルトガル語圏の学術文化の発展を学ぶ貴重な遺産として、世界的に重要な文化遺産です。

ユネスコの世界遺産登録後、ポルトガル政府や国際機関による保護活動が進められています。特に、歴史的建造物の修復や景観の維持管理が強化され、大学の歴史的価値を維持するための取り組みが行われています。

現代における意義

コインブラ大学-アルタとソフィアは、学術と都市文化の融合を学ぶ場として、世界的に注目されています。特に、ポルトガル語圏の教育制度の発展や、大学都市の形成を理解する上で重要な拠点となっています。

この遺産を訪れることで、コインブラの歴史と学術文化の融合を学びながら、壮大な景観と地域の価値を体験することができます。未来の世代へ向けて、その価値を伝え続けるべき文化遺産として、今後も保護と活用が進められていくでしょう。

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この記事を書いた人

世界遺産ハントの管理人。

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