| 国 | ブラジル連邦共和国 |
|---|---|
| 登録区分 | 文化遺産 |
| 世界遺産登録年 | 2012年 |
| 登録基準 | (ⅴ)(ⅵ) |
| その他の区分 | 文化的景観 |
| 公式テキストページ | 中巻430p |
| 英文タイトル | Rio de Janeiro: Carioca Landscapes between the Mountain and the Sea |
※テキストは世界遺産1500(2024年発行の最新版)になります。参照はこちら
リオ・デ・ジャネイロ:山と海に囲まれたカリオカの景観とは
周辺の自然と調和した都市景観
リオデジャネイロ:山と海に囲まれたカリオカの景観(Rio de Janeiro: Carioca Landscapes between the Mountain and the Sea)は、ブラジルのリオデジャネイロに広がる都市景観であり、2012年にユネスコの世界遺産に登録されました。この遺産は、自然と都市が調和した独特の景観を持ち、ブラジル文化の象徴として世界的に知られています。
歴史的背景
リオデジャネイロは、16世紀にポルトガル人によって開拓され、ブラジルの主要な港湾都市として発展しました。19世紀にはブラジルの首都となり、政治・経済・文化の中心地としての役割を果たしました。都市の発展とともに、山と海に囲まれた地形を活かした都市計画が進められ、独特の景観が形成されました。
主要な景観と特徴
この世界遺産には、リオデジャネイロの象徴的な自然と都市の要素が含まれています。
- コルコバードの丘とキリスト像
標高710メートルのコルコバードの丘に立つ「キリスト像(Cristo Redentor)」は、リオデジャネイロの象徴であり、世界的に有名なランドマークです。 - チジュカ国立公園
世界最大級の都市型熱帯雨林であり、都市の中心部に広がる豊かな自然環境を提供しています。 - グアナバラ湾とシュガーローフ山
リオデジャネイロの美しい海岸線を形成するグアナバラ湾と、標高396メートルのシュガーローフ山は、都市の景観を際立たせています。 - コパカバーナ海岸
世界的に有名なビーチであり、リオデジャネイロの文化と生活を象徴する場所です。 - 植物園(Jardim Botânico)
1808年に設立された歴史ある植物園で、ブラジル固有の植物を含む多様な植生が見られます。
文化的価値と遺産保護
リオデジャネイロのカリオカの景観は、都市と自然が融合した独特の景観として評価されています。都市の発展とともに、自然環境を保護しながら景観を維持する取り組みが進められています。ユネスコの世界遺産登録後、ブラジル政府や地域コミュニティによる保護活動が強化され、都市の景観維持と環境保護が進められています。
現代における意義
リオデジャネイロのカリオカの景観は、都市計画と自然保護の調和を学ぶ場として重要な役割を果たしています。都市の発展と環境保護のバランスを考える上で、世界的なモデルとなる景観です。
この遺産を訪れることで、ブラジルの自然と都市文化の融合を学びながら、壮大な景観と文化的な価値を体験することができます。未来の世代へ向けて、その価値を伝え続けるべき文化遺産として、今後も保護と活用が進められていくでしょう。

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