マフラの王家の建物:宮殿、バシリカ、女子修道院、セルコ庭園、狩猟公園(タパダ)

マフラの王家の建物:宮殿、バシリカ、女子修道院、セルコ庭園、狩猟公園(タパダ)
ペドロ・S・ベロ, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
ポルトガル共和国
登録区分文化遺産
世界遺産登録年2019年
登録基準(ⅳ)
その他の区分
公式テキストページ下巻87p
英文タイトルRoyal Building of Mafra – Palace, Basilica, Convent, Cerco Garden and Hunting Park (Tapada)

※テキストは世界遺産1500(2024年発行の最新版)になります。参照はこちら

マフラの王家の建物:宮殿、バシリカ、女子修道院、セルコ庭園、狩猟公園(タパダ)とは

ポルトガル帝国の権勢を示すバロック様式の宮殿

マフラの王家の建物—宮殿、バシリカ、修道院、セルコ庭園、狩猟公園(タパダ)は、ポルトガルの首都リスボンの北西約30kmに位置する壮麗な建築群であり、2019年にユネスコの世界遺産に登録されました。この遺産は、18世紀にポルトガル王ジョアン5世によって建設され、王権の象徴として機能した宮殿と宗教施設の複合体として評価されています。

地理と歴史的背景

マフラの王家の建物は、ポルトガル帝国の繁栄を象徴する壮大な建築群であり、バロック様式とイタリア建築の影響を受けた設計が特徴です

  • ジョアン5世による建設
    1711年、ジョアン5世は王権の威光を示すためにこの建築群の建設を命じました。建設は1717年に始まり、1755年に完成しました。
  • 王宮と宗教施設の融合
    この建築群は、王宮、バシリカ、フランシスコ会修道院、図書館、庭園、狩猟公園を含み、王室の生活と宗教的活動が一体化した構造となっています。

主要な建築物と特徴

マフラの王家の建物には、ポルトガルのバロック建築の最高傑作とされる建築物が多数存在します

  • 宮殿
    国王と王妃の居住空間として設計され、壮麗な装飾と広大な空間が特徴です。
  • バシリカ
    ローマン・バロック様式の王室礼拝堂であり、6つのオルガンとカリヨン(鐘)が設置されています。
  • 修道院
    フランシスコ会の修道士が使用した施設で、王室の宗教的活動の中心地でした。
  • 図書館
    約36,000冊の蔵書を誇る図書館で、貴重な書籍や写本が収蔵されています。
  • セルコ庭園
    幾何学的なデザインが施された庭園で、宮殿の景観を引き立てています。
  • 狩猟公園(タパダ)
    王族の狩猟場として使用され、広大な自然環境が広がっています。

文化的価値と遺産保護

マフラの王家の建物は、ポルトガルの王権と宗教の融合を象徴する貴重な遺産として、世界的に重要な文化遺産です。

ユネスコの世界遺産登録後、ポルトガル政府や国際機関による保護活動が進められています。特に、歴史的建造物の修復や庭園の維持管理が強化され、遺跡の保存が進められています。

現代における意義

マフラの王家の建物は、ポルトガルの王権と宗教の歴史を学ぶ場として、世界的に注目されています。特に、ポルトガルの建築や文化の発展を理解する上で重要な拠点となっています。

この遺産を訪れることで、ポルトガルの歴史と文化の融合を学びながら、壮大な景観と考古学的価値を体験することができます。未来の世代へ向けて、その価値を伝え続けるべき文化遺産として、今後も保護と活用が進められていくでしょう。

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この記事を書いた人

世界遺産ハントの管理人。

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